アスペルガー症候群とは
アスペルガー症候群とは、ある一貫した能力と行動のパターンがあるものの、知的障害がみられない発達障害のことをいいます。そしてアスペルガー症候群の基本的特徴として、社会的技能のなさ、相互に会話を交わす能力の乏しさ、特定の題材に強い興味をもつ、などがあります。
アスペルガー症候群の子供は、学校では能力のアンバランスが目立ち、過去のことをとてもよく覚えていたり、特殊な興味に非常な集中力を発揮したり、独創的な方法で問題を解いたりします。一方で、他の子供たちが興味を持って行う活動への意欲・関心のなさ、一部の領域の学習能力の障害、動作の不器用さなどが見られます。
具体的なアスペルガー症候群の中心となる臨床的特徴としては、共感性の欠如、一方的な人への接し方、交友関係を作る能力の欠如・乏しさ、一方通行の会話、特定の関心事に我を忘れる、動作のぎこちなさ、などが挙げられます。
1990年代には、アスペルガー症候群は自閉症の一形態で、広汎性発達障害であるという見方が一般的となり、広範囲の多用な能力の発達に影響が及ぶとしています。また、アスペルガー症候群は典型的な自閉症よりもはるかに大きな広がりがあり、以前には決して自閉的とは見られなかった子供にも、アスペルガー症候群と診断されるケースがあるという報告があります。
アスペルガー症候群ナビ項目一覧
アスペルガー症候群の特徴
- 社会的ふるまい
- アスペルガー症候群の人に身体的な特徴は特に何もありませんが、その独特の社会行動と...
- 言語
- アスペルガー症候群の子供の50%近くは、話し言葉の発達が遅れるが5歳までにはよく...
- 特別な興味
- アスペルガー症候群の人には、特別な興味をもつ対象に心を奪われ、自由な時間を話すこ...
- 運動の不器用さ
- アスペルガー症候群の子供の運動の不器用さを示す最初の兆候は、歩き始めが普通より数...
- 認知の働き
- 認知とは知るプロセスの意味で、それには考える、学ぶ、覚える、想像するなどの機能が...
- 感覚の敏感性
- 自閉症児が特定の音や感覚刺激に対して非常に過敏であるにも関わらず、軽度の痛みや刺...