優れた能力と劣る能力

優れた能力と劣る能力

スポンサード リンク

アスペルガー症候群の人達は、他人の考えや感情を概念としてつかみ、感知することに困難があります。

また自分以外の人々の心についての知識はあっても、それを効果的に現実に適用する能力に欠けます。

しかし、言語の意味・事実に関する情報が必要な課題や、計算・積木などでは、比較的よい成績をあげます。

そして一般的に知的能力は、単語力や事実に関する知識で判断される傾向にあり、アスペルガー症候群の多くはそれらの領域が得意であるため、知的能力が高いと信じ込まれる傾向にあります。

しかし、正式な形で知的能力の評価を受けてみると、理解・絵の配列・不合理の項目で比較的能力が低いため、全体的なIQは期待したよりはるかに低いことがあります。

さらにアスペルガー症候群の人には、認知的な柔軟性に問題があることがよくあり、考えが硬直していて、変化や失敗に対応するのが難しい傾向にあります。

つまりアスペルガー症候群の人たちは、情報の想起・言葉の定義などでは非常に高い能力がありますが、問題解決に必要な能力が比較的劣っているのです。